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ハウスクリーニング 練馬が明かすノウハウ!

私は、詳しく知らないのでまちがっているかもしれませんが、今、日本の会計ってこの段階だと思いますね。 ゼネラルヘッジは認められないけど、個別へッジはいいとか。
アメリカの場合も「個別へッジはいいけどゼ、ゼラルヘッジは駄目」という時期も一時的にはありました。 しかしそのうち、基になる方、ヘッジされる方、すなわちポートフォリオ勘定自身がすべて時価会計になってしまった。
そうなるとへッジもへッタクレもないです。 基が時価評価なのだからへッジもすべて時価評価。
こういうプロセスを踏んで、米銀の場合、すべてが時価評価に変わっていった。 これがもう6、7年くらい前のことですけど、以来、すべてが時価評価。

トレーダーのボーナスから会長の評価を決めるのもすべて時価評価。 簿価会計上の概念はまったくなくなっちゃいました。
そうすると何が起こったかを話しましょう。 時価評価の頃は今の邦銀と同じようにやはり資金利益というのを非常に気にしたわけですね。
例えば、1.3%の利回りの日本国債、xx年ものを買って、オーバーナイト、0.001%を調達する。 長期運用・短期調達をするとほぼ1.3%儲かります。
こういう利益を一生懸命狙おうとする。 ある外銀のある外国支店の話、この前しましたよね。
金利が上がると予想されていても、銀行としてはやってはいけない経済行動でもトレーダーにとってはボーナスの上がる魅力的取引。 すなわち長期債を買いまくる。
1年間は資金尻益で儲かるからです。 そのトレーダーは1年後にその銀行とさよならするつもりですから、その後のことはどてもいい。
日本にそういう人はいないと信じたいけれど銀行の役員で2年後に退職すると思っている人は、今年と来年だけ儲かればいいわけです。 2年間の業績よくして退職金たくさんもらえば後は野となれ山となれと考える人がいてもおかしくはない。

可能性としてはね。 いないでしょうけど。
金利が上がろうと今年長期債を買いまくれば、今後2年間は好業績です。 その後悲惨ですけど。
一生懸命そういうことをして、今年と来年だけ儲けようとしちゃうかもしれない。 長い目で見たら絶対やっちゃいけないことをやろうとするわけです。
「簿価会計では長期的視野に立てるが時価会計ではすべて短期取引になるからダメ」という論がよく時価会計を否定するとき使われます。 しかし今述べた例からもその論は正しくない。
むしろ逆であるということですよね。 ところが、M銀行のように全部時価評価になると資金尻益など興味なくなるのです。
さきほどの例だと長短ミスマッチポジションで1年かかって、資金尻益1.3%儲かるのですけど、時価会計だと1.3%?らいの利益は1日で吹っとぶんですね。 債券先物138円の1・3%というと、1円xx銭。
1日で1円xx銭債券先物が動くと1年間かかって稼いだ資金尻益1.3%がパーになってしまいますね。 要するにキャピタルゲインばかりを狙うオペレーションをすることになります。

資金尻益にはまったく興味がなくなる。 米銀はこういう時価評価を徹底していますから、土地なんて買わないですよ。
持ち合い株も絶対やらないですよ。 本業に関係のない土地や持ち株の動きで業績が大きく上下したら、本業どころでなくなってしまう。
それから土地を持っていたとしたって、時価評価しているから損切りは早いですよね。 持ち株をもし持っていたとしても、損切りは早いと思います。
資産価格が右上がりならともかく右下がりのときに損切りが早いというのは会社にとっても社会にとってもとても重要なことです。 それから私が金利スワップを昔盛んにやっていたのに、途中からやらなくなったという話をしました。
昔、金利スワップはポートフォリオアカウントだったからです。 すなわち簿価会計だったからです。
ところがすべてが時価会計になってしまった。 こうなると金利スワップは非常にやりにくいのです。
xx年のスワップ金利が例えばオファー1.5%。 ピッド1.3%のときに真ん中の1.4%でレシーブをしたとします。
ところで時価評価とは非常に保守的な評価です。 この人がこの金利スワップをすぐ閉じたいと思ったらいくらペイする必要があるかというレートで評価するのです。
1.5%でペイしないとすぐには、この金利スワップを閉じられないですよね。 1.5%がオファーなのですから。
本当は1.3%でペイしたいんだけど、レシーバーのレー卜がおりてこないとしたら、しょうがないから1.5%をペイせざるを得ないですね。 ですから保守的に1.5%を使って評価するのです。
そうなるとやった途端に損しちゃう。 1.4%でレシーブした途端に評価レートは1.5%なのですから、日本国債先物と違って金利スワップはクオー卜されているスプレッドが大きいのです。

取引をやった途端に大きい損をするとなる金利スワップという商品は非常に使いにくい商品になりますね。 会計が変わったことによって、すなわち簿価会計から時価会計に変わったので私はスワップをまったくやらなくなってしまったのです。
会計は扱う商品にまで影響を与える例です。 ただスワップの商品説明のときに話しましたけど、日本の場合、簿価会計のままのときに金利上昇が始まってしまうと、スワップのポジションは大変なことになるでしょうね。
スワップのポジションどころか銀行業自体大混乱が起きるでしょうね。 金利が上昇するのだからペイを先行させなくちゃいけない、しかし、先行させればさせるほど資金尻が逆ざやになってしまいますからね時価評価だとペイを先にやってもきちんと儲けが出ます。
金利が上がっても下がってもトレーダーの金利予想が正しければ、きちんと儲けが出ます。 ですから早く簿価会計から時価評価に変えておかないと、金利上昇期に金融機関はひどい目にあいますよと私は注意を喚起したいですね。
ということで少し休みをとります。 次にへッジファンドについて話をしたいと思います。
J氏のへッジファンドとか、そのへんの言葉は皆さん聞いたことがありますよね。 私は2000年3月にM銀行を辞めて、J氏のアドバイザーになりました。
なぜM銀行を辞めて、一緒にJ氏とやったかというと、やはりディーラーにとってへッジファンドの仕事は、憧れなんです。 私がアメリカのピジネススクールを出た頃はインベストメントバンクに入るか、コンサルティングファームに入るかというのが、よいビジネススクールを出た人たちの願望だった。
今はそれにプラス、へッジファンドが入ってきているということを聞きます。 なぜへッジファンドがそんなにいいかというと、アメリカ版豊臣秀吉になれるからですね。

ウォールストリートの中では非常に華々しい世界というのでしょうかね。 へッジファンドというのはへッジファンドによって異なりますが基本的には儲けの2割、それとコミッションとして預かり資産の2%から3%をもらえるわけです。
業績を上げれば個人的にも非常に儲かる仕事。 ということで皆がヘッジファンドをやりたがるわけですね。
当然のことながらやりたい人はいくらでもいるわけですけれど、預ける方から考えてみれば大切なお金をそんな簡単に預けるわけにはいかない。 どいう人に預けるかというと、基本的には二つの基準があります。
一つはトラックレコード(業績)がいい人。

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